【実録インタビュー】20社が拒否した再建築不可物件も引き取ります!|稲葉さんのケース
再建築不可物件はリフォームして「資産価値をUPする」のがポイント!
Tさんは物件をみてどう感じましたか。
再建築不可物件という条件に加えて、家の中が相当荒んでいましたから、ほとんど値段がつかない感じでした。この状態で、買い取ってくれる不動産業者がいないというのも、無理はないと感じました。
なるほど。かなり厳しい条件のお家だったのですね。
相場でいうならば、ゼロに等しいです。稲葉さん家の場合、逆に、不動産会社に対して「引き取り料」を支払って処分することになってもおかしくない物件でした。
なるほど。たとえ不動産会社が家を引き取っても、買い手がつかない可能性が高いから、リスクを被る。だから、売値がつかないというわけですね。「再建築不可物件」というのは、相当、売りにくい物件なのだということがよくわかりました。
その通りです。誰にも売れない物件を引き取ってくれるような「人の良い不動産会社」はほぼいないと思います。
そうかもしれませんね。
私も正直、引き取るべきか躊躇したのが正直なところです。しかし、どうすることもできなくて困っている稲葉さんを前にしたら「どうにか助けてあげたい」という気持ちでいっぱいになりました。稲葉さんのお人柄のよさもあったのだと思いますが、力になりたいなと思ったんです。
なるほど。心が動いた部分があったのですね。
そうですね。そこで、稲葉さんにとってベストな方策をいろいろ検討してみました。その結果、稲葉さんを救済できる方法は2つあると考えました。
1つは「稲葉さんが家をリフォームして売る」という方法です。もう1つは「訳あり物件買取センターがリフォームして売る」という方法です。
なるほど。
いずれにしても、今の状態のままでは売れないだろうと判断しました。だから、リフォームして「資産価値をUPする」のが条件だと考えました。
ただし、「稲葉さんがリフォームして売る」という方法は、当然のことながら莫大な初期費用が発生します。さらに「売れるかどうかわからない」というリスクも付きまといます。
そうですね。
稲葉さんの利益を最大化するならば、1つ目の案がベストですが、「売れるかわからない」というリスクが大きいです。そのため、稲葉さんとよくよく話し合って、2つ目の案である「訳あり物件買取センターがリフォームして売る」という方向で進めることになりました。
なるほど。すぐにでも手放したいという稲葉さんの気持ちに寄り添い、リスクを最小限にするならば、2つ目の案の方がいいとの判断になったのですね。
その通りです。私としてはどちらでもいいと思いましたが、稲葉さんの状況を見ると、2つ目の案がベストだと思いました。
私としても、訳あり物件買取センターさんが引き取ってくれると聞いて、心からホッとしました。正直、値段がつかないと思っていましたら、引き取ってくれるというだけでも、本当に嬉しかったです。
しかも、実はもう一つ嬉しいサプライズがありました。「相談に来てくれたご縁」ということで、Tさんが謝礼金をくださったんです。処分に困っていた家を引き取るだけでなく、それなりの額の謝礼金までいただけるなんて、夢にも思いませんでした。
それは、嬉しい出来事でしたね。
崖地の家を引き取ったあと、設計事務所とデザイナーに相談して、きちんと使える状態まで徹底的にリフォームしました。ロケーションとしては抜群のお家でしたし、立地もいいため、しっかりと対処すれば「もしかしたら売れるかもしれない」と考えました。
なるほど。リフォームのクオリティ次第で、わずかながらでも売れる可能性があると考えたのですね。
その通りです。
崖地の家は売却に成功。稲葉さんとの“1年越しの約束”も果たされる
それで、崖地の家は売れたのですか?
はい。どうにか買い手さんが見つかりました。現場に何度も足を運んで検討を重ね、ベストなコンディションに導くためにはどうするべきか?あらゆる角度から考えました。設計士さんの意見を取りいれつつも、基本的なアウトラインはこちらで考えました。住み心地や快適性もUPして、新しい買い手さんも喜んでくださっていると思います。死にかけていたお家が、また誰かの手元に渡り、活かされて、本当に良かったと思います。
ひどい状態だった家に買い手がついたことに、ただただ驚いています。20社が「お手上げ」でしたから、売れるとは一切思っていませんでした。Tさんの卓越した手腕には、心底驚いています。
なるほど。
実はもう一つ、驚いたことがあったのです。それは、Tさんの“1年越しの心意気”です。「もしも、この家が売れたら、その時はまた、謝礼金をお支払いさせてください」なんて、おっしゃっていたのです。いくらなんでも “単なる口約束だろう”と思っていました。
そう思うのが普通ですね。
しかし、Tさんはその“口約束”をしっかり覚えていたのです。 Tさんに相談してから1年ほど経った頃に、1本の電話がかかってきたのです。久しぶりだなぁなんて思っていたら「崖地の家が売れたので、お約束していた謝礼金を振り込みますね」なんて、おっしゃるのです。正直、真に受けていませんでしたし、私も忘れかけていましたら、ただただ驚きました。
稲葉さんとの1年前の約束、忘れないで覚えていたのですね。
20社から拒否された家を引き取ってくださっただけでも感謝の気持ちでいっぱいですが、追加の謝礼金までいただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。
多くの不動産業者さんは、崖地の家を一目見て「価値のない家だな」と思うはずです。それで20社の会社は一切音沙汰なしになりました。
でも、Tさんは最後まで、私の家と向き合ってくれました。「この人を何とか助けてあげよう」っていう気持ちが、Tさんからは伝わってきました。信頼できる人だなと感じましたね。Tさんと出会えて本当によかったです。
稲葉さんのお力になれて、私も嬉しいです。もしも困ったことがあれば、いつでも相談してください。いつでもお力になります。
再建築不可物件を手放すときは「訳あり物件の買取会社」に相談しよう!
いかがでしたか。稲葉さんの事例は、参考になりましたでしょうか。
改めて内容を整理しますと、以下のポイントを押さえることが大切です。
再建築不可物件を購入しないために
再建築不可物件を売却する場合、仲介を担当する不動産会社には「告知義務」があります。しかし、なかには再建築不可物件である旨を告知しない業者も存在します。業者任せにせず、ご自身できっちりと確認できると失敗を回避できます。
再建築不可物件の特徴は以下の通りです。
再建築不可物件を売却したい場合
再建築不可物件を売却したい場合、訳あり物件を専門に取り扱う不動産会社に相談するのが、もっとも効率的な方法です。当社ならば、以下の5点をお約束いたします。
- 1. 他社に負けない高額査定
- 2. 買取をお断りした物件はゼロ
- 3. 即日1億円まで現金支払い
- 4. 査定価格と売却価格が同一価格
- 5. お客さまの情報をお守りします
◎以下の記事も併せてご覧ください。
東京・神奈川・千葉・埼玉エリアを中心に、30年以上、再建築不可物件の買取実績がある当社が、窮地に立たされている建物売り主様のお力になります。
再建築不可物件で、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。